スペインとスウェーデンは、セビージャのエスタディオ・ラ・カルトゥーハスタジアムで行われるグループEの第2試合で対戦します。3度の欧州チャンピオンとなったスペインはこのグループの優勝候補の大本命ですが、スウェーデンもまたEURO 2020でできる限り長く戦いたいという野心を持っています。
試合の詳細
- スペイン対スウェーデン
- グループE 第1ラウンド
- 日付：2021年6月14日(中央ヨーロッパ時間) ※6月15日（日本時間）
- 開始時間：21：00（中央ヨーロッパ時間） ※午前4:00（日本時間）
- 会場：エスタディオ・ラ・カルトゥーハスタジアム（スペインのセビージャ）
スペインスタッツとフォームテーブル（傾向）
3大会連続ノックアウトステージで勝ちのなかったスペインにとっては、EURO 2020は自分たちがいかに素晴らしいサッカーチームであるかを世界に知らしめる絶好の機会です。1964年、2008年、2012年の欧州チャンピオンは、8勝2引き分けでグループGを首位通過し、同じくEURO 2020への進出を決めたスウェーデンに5ポイント差をつけて終えました。ルイス・エンリケ監督のアシスタントコーチであるアルベルト・モレノはチームを率い、予選試合中31ゴール（1試合あたり3.1ゴール）を決め、わずか5ゴール（1試合あたり0.5ゴール）しか許しませんでした。
スウェーデンとの直近の勝利: （2019年6月10)
3:0
スペインアニュース
2022年ワールドカップへの道を歩み始めたスペインは、2勝と対ギリシャ戦での1-1の引き分けにより7ポイントを獲得しました。
マンチェスター・シティのディフェンダーのアイメリク・ラポルテは、FIFAから承認を得て、フランスからスペインに国籍を変更しました。よって、スペインの市民権を認められたこの26歳は、今年の夏のEURO 2020でスペインの代表としてプレーすることができます。
ラポルテはフランスのユースチームでプレイをしていましたが、レギュラーチームでの出場はありませんでした。
セルヒオ・ブスケツ、セルヒオ・ラモス、コケ、チアゴ・アルカンタラなどの選手は、大きな大会における十分な経験を持っているので、EURO 2020はスペインにとって注目すべき大会となるでしょう。28歳のアルバロ・モラタは、代表選手として39試合中19ゴールを決めており、フォワードとして最大の脅威となるでしょう。
スウェーデンスタッツとフォームテーブル（傾向）
ブルー・イエロー（スウェーデン）は、6回連続で欧州選手権の出場権を獲得し、今回はグループステージを初めて突破できることを目指しています。スウェーデンは、予選では6勝3引き分けで、スペインにはわずか1敗しかしていません。そしてスウェーデンは、ライバルである隣国ノルウェーに4ポイント差をつけて予選を終えました。スウェーデンは10試合で23得点と9失点を記録しました。
スペインとの直近の勝利: （2006年10月7)
2:0
スウェーデンアニュース
スウェーデンは、2022年ワールドカップ予選を2連勝でスタートさせました。ところで、スウェーデンはFIFAワールドカップ予選で同じグループBになったレッド・フーリー（スペイン）と再び対戦することになります。
ストライカーのズラタン・イブラヒモビッチは、ACミランでのユベントス戦で膝を怪我したため、今年の夏の欧州選手権ではヤンネ・アンデルソン監督のプランから外れました。イブラヒモビッチは、3月に代表引退を表明していますが、約5年ぶりにEURO 2020に向けたスウェーデン代表メンバーとして選ばれる予定でした。
スウェーデン代表には有名な選手はあまりいませんが、今大会で重要な役割を果たすことができる優秀なコアメンバーがいます。35歳キャプテンのセバスティアン・ラーションは、127回代表戦に出場して9ゴールをあげています。ロビン・クエゾンは予選で5ゴールをあげるスウェーデンの得点王で、彼と共に経験豊富なストライカーのマルクス・ベリ（代表戦出場84回19得点）や、若きユベントスのスター、デヤン・クルゼフスキ（代表戦出場11回1得点）は相手のディフェンスにとって最大の脅威となるでしょう。
スペイン対スウェーデン 直接対決のスタッツ
スペインとスウェーデンは、1950年以来14回対戦しています。スペインは6回勝っているのに対し、スウェーデンは3回しか勝利していません。残りの5対戦は引き分けに終わりました。レッド・フーリー（スペイン）の21ゴールに対し、ブルー・イエロー（スウェーデン）は15ゴールをあげています。
スペイン対スウェーデン ベッティングオッズ
Bet365では、この試合のオッズはスペインの勝利が1.36、スウェーデンの勝利が8.50、引き分けが4.75となっています。
ベッティングヒント – ユーロ 2020予想
スペインはこの大会では大本命になる理由があります。この試合はスペインのセビージャのエスタディオ・ラ・カルトゥーハスタジアムで行われます。両チームは、EURO 2020予選グループで2度の対戦を行いました。2019年6月に、スペインはマドリッドのサンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムでスウェーデンを3-0で下しましたが、9月にスウェーデンのソルナにあるフレンズ・アリーナで行われた試合では、不運にも1-1の引き分けに終わりました。その試合の後半開始早々、マルクス・ベリの１ゴールでスウェーデンが大勝利するかと思われましたが、92分にスペインのロドリゴが同点ゴールを決めました。スペインとスウェーデン間の14試合のうち8試合が3ゴール以上の得点で終えていることもあり、EURO 2020での対戦では両チームいくつかの得点は期待できそうです。そのため、ここではオーバー2.5をおすすめします。
